美容室で髪を切ったけど、「んーーー何かいまいちなんだよねー」「ちょっと髪色明るい(暗い)かなー」といった感じで、しっくりこない事ってありませんか?
おそらく、殆どの方が経験した事あると思います。
ただ、気にはなるものの「私の伝え方も悪かったかもしれないし…どこまでがお直しになるのかな…」と疑問に思って、結局行かずに我慢してしまうという方も多いと思います。
そこで今回は、一般的にどこら辺までがお直しできる範囲なのか、お話ししたいと思います。
私が働いてきたお店での平均的なガイドラインで、全ての美容室に当てはまるとは限りません、あくまで一例としてご覧いただけると幸いです。
経験した店舗数
大小含めて5店舗を経験。店長、マネージャーなどの管理職にも就きました。
各店のお直しのガイドラインからみて、大体平均的なお話をしていきたいと思います。
いつ頃までお直しできる?
しっかりと決まっていないお店もありましたが、殆どのお店で一週間以内でした。どんな店でも、恐らくこれくらいが一番多い期限だと思います。
一週間過ぎると、カットした時の状態より差が出てきて原因を確認しにくいので、余程のケースを除いてお直しは難しいと思います。
ココがポイント
問題無くお直しできるケース
- ヘアスタイルがイメージと違う
- ヘアカラーがイメージと色が違う
- パーマがかかっていない、直ぐとれた、強すぎた
- 左右のバランスが違う
ヘアスタイルがイメージと違う
伝えたイメージより、少し長かったり重かった場合には、問題無くお直し可能です。
ですが、希望の髪型によっては髪質を考慮して敢えて長く(または重く)残す場合もあるので、その辺も担当の方に一度確認しましょう。
ヘアカラーがイメージと違う
伝えたイメージより、色味や明るさが違う場合も、問題無くお直し可能です。
元々黒染めが残っていたりして、希望色になりにくい場合があります。事前にそういった説明を受けている場合は、お直しが難しいケースもあります。
パーマが弱いなど
殆どかかっていない、直ぐとれた、強過ぎた、などもやり直してもらいましょう。
こちらもカラーリング同様パーマをかける前の状態に問題(ダメージでかかりづらいなど)があって、それを了承の上で施術した場合は、お直し出来ない事もあります。
左右のバランス(長さなど)が違う
アシンメトリーなヘアスタイルを希望していないのに左右が違う場合は、明らかにミスなので直してもらいましょう。
お直しが難しいケース
- イメージより短かった
- イメージより軽かった
- もう少しイメージを変えたい(悩んでいたもう一方のヘアスタイルがよかったなど)
- もう少し色を変えたい(悩んでいたもう一方のヘアカラーがよかった、職場やバイト先で怒られたなど)
- もう少しパーマの雰囲気を変えたい
ヘアスタイルがイメージより短い軽い(上段2つ)
直しの範囲ではないというよりは物理的に不可能なので、違った方法で改善できるか相談しましょう。
ヘアスタイルのイメージや雰囲気を変えたい(下段3つ)
最初のカウンセリングでしっかり決めて切ったのに、「数日経ったらやっぱり他の髪型が気になってきた」というのは、お直しでは無くスタイルチェンジです。やり直しの範囲に入りません。
後、多いのが「職場やバイト先で怒られて、直す様に言われた」というパターンです。
これも最初に伝えていて、美容師が勝手に明るくしてしまった、とかではない限りお直しは難しいと思います。
どちらとも言えないケース
- イメージより色が暗かった
- 帰って自分でお手入れしたら上手くいかなかった
ヘアカラーの色が暗過ぎた
お直しの範囲では有りますが、色のトーンが濃いめの場合直ぐに色が抜けない場合が有ります。
時間を置いたり、ブリーチを使うなどしなければならないので、担当の美容師に一度お直しが可能か相談する事をお勧めします。
自分で上手くスタイリングできない
家に帰ってハネてしまったりして上手くできない場合があると思いますが、このケースは事前にそうなってしまうリスクについての説明があったかどうかによると思います。
説明があったのであれば納得の上なのでお直しは難しいですが、無かったのであれば、どうにかできないか相談して、最善の状態にお直ししてもらいましょう。
まとめ
基本微調整は殆どの場合可能ですが、全くイメージを変えたいなどのケースは難しい事が多いと思います。
とはいえ、来店歴が長いなど、お客様とお店や担当との関係でも変わってくるので、お直しの範囲で出来るのかを直ぐ担当に相談するのが一番良いと思います。
本記事がお役に立てましたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!