美容室ネタ

ホームカラーによるダメージの原因とその対策法

2021年6月13日

ホームカラーのダメージ

コロナ禍が長く続く影響で以前よりも自宅でのヘアカラーをする事が定着しているのではないでしょうか。
実際に私のお客様も、来店頻度が少なくなってホームカラーをされる頻度が上がっている方が多い様に思います。

最近では泡状のカラー剤などムラになりにくい物が多く、上手に染めていらっしゃる方が多いですが、結局の所、ホームカラーのダメージのし易さはあまり変わらない様に思います。
そこで、この記事ではホームカラーによるダメージの原因と簡単に出来るダメージの軽減方法などを解説させて頂こうと思います。

ホームカラーのダメージの原因

今は情報も多く出回っていて、ホームカラーは髪が傷む理由を知っている方も多いと思いますが、おさらいも含め簡単に解説していきたいと思います。

ホームカラーのダメージ原因

  • 薬剤が無駄に強い
  • 技術面
  • アルカリの残留

薬剤が無駄に強い

これは昔から言われている事ですが、誰でも簡単に染められる様に市販品は一般的に薬剤が強くなっています。薬剤を髪に浸透させるにはアルカリ剤という成分が必要ですが、特に泡カラーにはかなり強めなアルカリ剤が配合されています。
健康な毛髪は弱酸性ですが、強いアルカリに晒されるとアルカリ性に傾いて直ぐに戻らずにダメージの原因に繋がります。

技術面(塗り分けできない等)

白髪染めなどリタッチ(根元の伸びてきた所のみを染める)だけすれば良い状態に対して、セルフカラーではその塗り分けが難しいので、既に染まっている所を何度も染めてしまう事になります。結果、無駄に髪に負担が掛かってしまいダメージしてしまいます。

美容室の様に適材適所で薬剤の強さを変えられない所も髪の毛が激しく傷んでしまう原因になっています。
例えば、一度カラーリングをしている毛先部分には弱い薬剤でも充分に染める事が出来るのに対して、市販の薬剤の強さは一定だからです。

アルカリの残留

前述しましたがヘアカラー(一部除く)にはアルカリ剤が入っているので、カラー後も髪の毛がアルカリ性に傾いてしまう性質があります。アルカリは髪を柔らかくして表面(キューティクルなど)を開かせる作用があるので、その状態のままではキューティクルが損傷し、内部の栄養なども流出してしまいます。

ダメージを軽減する方法

ステイホームなどで、止むを得ずホームカラーをしなければならない場合に、自宅で出来るケア方法を紹介します。
ホームカラーなどにケア剤が付いている物も多いと思いますが、プラスαでやって頂くと効果的です♪

ホームカラーのダメージ軽減方法

  • 炭酸水をかける
  • 炭酸シャンプーを使う
  • ヘマチン入りのシャンプーを使う
  • PH(ペーハー)調整してくれるトリートメントを使う

炭酸水をかける

カラーリング→シャンプー→すすぎをした後に髪の根元〜毛先全体に炭酸水をかけます。炭酸水は普通に何でも構いませんが、ジュースはベトベトになるので控えて下さい笑。
馴染ませたら、少しだけ置いてすすぎ→トリートメント→すすいで仕上げて下さい。

カラーリングでアルカリ性に傾いた髪を酸性の炭酸水が中和(アルカリの除去)してくれます。キューティクルが引き締まり表面が強くなり、内部の栄養も流出しにくくなります。

炭酸シャンプーを使う

炭酸水同様、炭酸がカラー後のアルカリを中和してくれるのでダメージを軽減する事が出来ます。カラーをしっかり流した後、炭酸シャンプーでしっかり洗ってトリートメントで仕上げて下さい。

炭酸にはその他にも嬉しい効果があるので是非試してみて下さい♪

炭酸のその他の効果

  • 普段のシャンプーでは落とせない汚れ(過酸化脂質など)を落としてくれるスキャルプ効果
  • 汚れが落ちた毛穴が引き締まり、顔のリフトアップ効果
  • 血行を促進して髪の発育に良い頭皮環境に
プラーミア|クリアスパフォーム

こちらは私も長年愛用中の炭酸シャンプー「プラーミア|クリアスパフォーム」です。炭酸濃度が4000ppm(※)と非常に高く、ホームカラーのダメージの原因になるアルカリをしっかりと除去してくれます!

(※)ppmとは炭酸の濃度を表す単位です。 例:炭酸バブが約100ppm~150ppm、美容室の装置で作る炭酸泉が約1000ppm程度になっています。

ヘマチン入りのシャンプートリートメントを使う

皆さんは「ヘマチン」という成分は聞いた事ありますでしょうか?
ヘモグロビンから生成された、少し高価なシャンプーやトリートメントに含まれている事の多い非常に万能な成分です。このヘマチンという成分もまたアルカリ性に傾いた髪を中和(アルカリの除去)してくれたり、更には毛髪内のタンパク質(ケラチン)と結合して髪にハリやコシを与えて、ダメージ部分をしっかりと補修してくれたりと様々な効果を期待出来ます。

ヘマチンのその他の効果

  • メラニンを活性化して白髪を予防する
  • UVケア
  • 血行を促進して髪の発育に良い頭皮環境に

ヘマチン配合のシャンプーについてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

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PH(ペーハー)を調整してくれるトリートメントを使う

ヘアシーズンズ|トリートメント モイスチャー

これも上記三つと同じですが、PH(ペーハー)を調整してくれる効果のあるトリートメントを使用するとダメージを軽減する事が出来ます。

このヘアシーズンズ「トリートメント モイスチャー」は配合成分の中にリンゴ酸が含まれていて、アルカリを除去してくれる効果があります。因みにこのトリートメント、とてもしっとりして、保湿効果も高いのでカラー後のパサつく髪に非常におすすめです!

今はサロンのカラーに近いものが購入可能

最近では元々サロン用のカラーブランドが、家庭用に使い易く改良した商品も出てきていて、家庭でもサロンと同じグレードの物で染めれるようになっています。

オルディーブ|シーディル|インターバルリケア

染めるのに必要な道具が一通り揃ってます。

この「オルディーブ|シーディル|インターバルリケア」は、元々サロンメーカー大手の「ミルボン」の1ブランド「シーディル」を家庭でも使い易いように改良した製品です。私もサロンで、このシーディルを使っていますが、髪や頭皮に低刺激になるようにナチュラルオイルが配合がされていて非常に優しく、仕上がりがツルツルになります♪

カラー剤に加え頭皮ケアのトリートメント、トレーや手袋マドラーなど一通り揃っているのも嬉しいポイントですね!

※この商品は白髪染め(根元染めのみ)用です。

まとめ

コロナの影響もあり普段ホームカラーとは無縁だった方も多いと思います。
もちろん、私としてもサロンでのカラーを一番お勧めしますが、どうしてもホームカラーが必要な時は上記の方法を是非試してみてください!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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