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ダイニングチェアにYチェアを選んだ理由とその魅力について

Yチェア|CH24

皆さんはYチェアという椅子はご存じでしょうか?

デンマークの「カールハンセン&サン」という家具メーカーの椅子で、世界で最も売れたとても有名な椅子です。

インテリア好きの間では説明が不要な程有名なYチェアですが、このブログにたどり着いたという事は今正に買おうか悩んでいる方かと思います。

そこで、この記事では私がYチェアを買うことに決めた理由と魅力についてお話しさせて頂きたいと思います。

あと、Yチェアを安く買うなら早く購入すべき理由も解説していますので、なるべく安く買いたいと思っていた方も是非最後までご覧ください!

Yチェアを選んだ理由

先ずは、なぜ私がYチェアを選んだのか、結論からお話していきたいと思います。

私はダイニングチェアを購入するにあたり、色んな椅子を一人で見に行って下調べをしていました。

その際にも一番有名な椅子であるYチェアの存在はもちろん知っていましたが、正直世間が騒ぐ程、座り心地もデザインも気になる程ではありませんでした。

一通り下見を終えて結局決めていたのは、比較的リーズナブルな購入店(アクタス新宿店)のオリジナルのチェアです。

下見をしてから数日後、妻にも意見を聞いて最終決定をする為に改めてまたお店を訪れました。

買おうと決めていたチェアを妻に見せた所、軽く座り心地を確かめて直ぐに隣にディスプレイしてあったYチェアの座り心地をチェックし始めました。

そして妻が

「これ良いねえ」

と一言、言いました。

私はそこで

「この椅子有名だけど知ってるの?」

と聞いたら

「いや知らないけど、デザインと座り心地に惹かれた」

と答えました。

「めちゃ高いよ?」

と聞いたら

「でもこれが良いねえ」

と...

そこで私は、初めてYチェアの本当の魅力を知らされました。

なぜなら、有名な椅子である情報を何も知らない妻が、色んなデザインの椅子が置いてある中から一眼で選んだからです。

そういった理由から、ノーマークだった私もYチェアに一気に惹き込まれ購入に至りました。

カール・ハンセン&サン

カール・ハンセン&サン

では、そんな魅力のあるYチェアを製造しているメーカー「カール・ハンセン&サン」について簡単に解説していきたいと思います。

1908年に家具職人だったカール・ハンセンが自身の工房をデンマークのオーデンセという所に開設したのが始まりです。

妥協のないクラフトマンシップと有名デザイナーとの協働によって数々の名作家具を産み出してきました。

巨匠デザイナー

  • ハンスJ.ウェグナー
  • アルネ・ヤコブセン
  • ボーエ・モーエンセン
  • 安藤忠雄

デザイナーの中にはYチェアのハンス J. ウェグナー、セブンチェア(フリッツ・ハンセン社)で有名なアルネ・ヤコブセン、スパニッシュチェア(フレデリシア社)で有名なボーエ・モーエンセンなど名だたるデザイナーが名を連ねています。

そして最近では我らが日本の世界的建築家、安藤忠雄さんとも協働で椅子を製作しています。

Yチェア【CH24 | WISHBONE CHAIR】

ではここから本題のYチェアについて解説させて頂きたいと思います。

デザイナーはハンスJ.ウェグナー

ハンスJ.ウェグナー

Yチェアをデザインしたのはデンマークの「ハンスJ.ウェグナー」というデザイナーです。

椅子の巨匠と呼ばれ、今までに500脚以上の椅子をデザインしてきました。そしてその中の多くの椅子が、今でも世界的に高い評価を受けています

Yチェアも1950年にデザインされてから愛され続け、世界で一番売れている椅子と言われています。

ウェグナー代表作

  • 1943年 チャイニーズチェア(フリッツハンセン社)
  • 1947年 ピーコックチェア(PPモブラー社)
  • 1949年 ザ・チェア(PPモブラー社)
  • 1950年 Yチェア(カールハンセン&サン社)

Yチェアという愛称の由来は背もたれの形

Yチェア(CH24)

Yチェアの正式名はCH24ですが、背もたれの形状がYの字にをしている事から、愛称でYチェアと呼ばれるようになりました。

このYの部分が鳥の胸の骨にも似ている事から、WISHBONE CHAIR(ウィッシュボーンチェア)とも呼ばれています。

インスタグラムなどで英語検索すると、WISHBONE CHAIRの方が沢山ヒットするので海外ではこちらの呼び名が主流の様です。

手を置く部分と背もたれが一体になっている

Yチェア(CH24)背もたれ

Yチェアは背もたれとアーム(手を置く部分)が一体になっているのが特徴ですが、デザイン当時はそれまでに無い斬新なデザインだったそうです。

Yチェア(CH24)アーム部

削って半円にするのでは無く、蒸気で熱した木を曲げる加工がしてあるので木目を損なうこと無く美しさを保っています。

デザインのルーツは中国の椅子

Yチェアは明代の中国の椅子がデザインの元になっています。

独特なフォルムのモダンなデザインと古い時代の椅子のデザインを上手く融合させ、それまでに無い形に仕上げました。

アジアの椅子がベースになっているが故、和室にもとても相性が易いと言われています。

製作工程は100以上も

Yチェアを作る工程は機械化が進んだ今でも100以上あり、細かい部分は職人の手を通して作られます。

ハンスJ.ウェグナーのデザインと、100年以上続く家具メーカーとしての拘りが妥協する事なくしっかりと詰め込まれた椅子です。

座面は紙で出来た紐で出来ている

Yチェア(CH24)ペーパーコード

座面の部分はペーパーコードと言って、樹脂を含ませ捻った紙の紐で張られています。

120mという長いコードを使い、熟練の職人さんでも一脚に1時間以上かかる大変な手作業の工程となっています。

紙と聞くと「耐久性は大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、蝋でコーティングされている為水に強く10年以上耐久性があります。
もちろん、メーカーにに依頼して張り替えも可能です。

買って良かったか?

結論から言うと、本当に買って良かったと思っています!

今まで家具と言えばIKEAやネットで適当に買っていたので、最初は価格にビビって本当にこの値段の価値はあるのだろうかと少し不安もありました。

ですが、使っていくうちに独特の曲線やフォルムデザイン、ゆったりと出来る座り心地にどんどん愛着が湧いてきました。

ダイニングあるだけでインテリアのレベルをグンと引き上げてくれ、今では毎日この椅子に座る事への喜びがあります

家具は使用頻度も高いですし、大事にメンテナンスすれば子供の代〜孫の代まで引き継ぐのも無理ではありません

実際にヨーロッパでは、家具を代々引き継ぐ風習もあります。

そう考えると、全然値段が高いと感じる事もなくなりました。

リプロダクト品に注意!必ずカールハンセン&サン社の物を!

Yチェアがデザインされたのは70年も前なので、デザインの商標権は一度切れてリプロダクト品という本物そっくりの物が安く販売されていました。

ですが、カールハンセン&サンジャパンが改めて立体商標権を取り直し、背もたれにYの形状を使えるのは現在日本では正規品のみとなっています。

その名残として、今でもそっくりの物がAmazonや楽天などのネット通販に売られています。

本物は安くても8万円以上はするので間違っても2.3万円の模倣品を買わない様に注意して、ネットで購入する場合も公式サイトの正規取扱店を確認しましょう。

模倣品はアーム部に繋ぎめがあったり、作りが甘く安っぽいので必ずカールハンセン&サン社の物を購入する事をおすすめします。

安く買いたいなら価格が上昇する前に早く買うべき!

現在北欧の賃金は上昇傾向にあり、こういった家具の値段も上昇傾向にあります。

それに加え輸入品は為替の影響でも価格が変わる事があります。

この価格改定が行われる時に注意すべき点は、こういったブランド品は基本値上げされる事はあっても、また値下げされる事は無いという所です

カールハンセン&サン社の正規品の価格は、販売店が違っても基本的にどこも同じ(※)なので、安く買いたいなら欲しいと思った時に早く購入するのが一番正解です。

(※)キャンペーン時は除く

まとめ

世界で最も売れている椅子だけあって、使ってみると本当に良さがわかります。

デザインに拘りがある製品が好きな方には、特にハマる製品だと思います!

皆さんがYチェアの魅力に触れ、豊かな毎日を過ごせる事を願っています。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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