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インテリア

Yチェアのオークはどのような経年変化をする?ソープ仕上げとオイル仕上げでそれぞれ検証!

2022年1月23日

世界中で長い間愛され続けるYチェアですが、とても沢山の素材や仕上げの種類ががあります。

購入を検討されている方の中には、どの素材でどの仕上げにしようか迷っていらっしゃる方も多いんではないでしょうか。

私も購入前は決めるのにかなり迷いました。

使っていくと、どの様な感じに経年変化していくのかとか分かりませんしね。

そこで今回は、仕上げの方にスポットを当てて、オーク材のYチェアの経年変化についてまとめてみました。

オーク材を検討していた方は、経年変化が実際にどの様に進むのか、参考になる記事になっていますので是非最後までご覧ください。

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オーク|ソープ仕上げの経年変化(約2年間使用)

では早速、使用による変化を見ていきましょう。

先ずはソープ仕上げからです。

新品時未使用時

Yチェアソープ未使用時

先ずは、こちらがソープ仕上げの未使用時です。

ソープの仕上げにより、白木の白さが際立っています。

お手入れの頻度と回数

無垢材の家具はメンテナンスの頻度によって変化が変わりますので、実際に行った回数も書いておきます。

ソープ仕上げのお手入れは、最初の頃はマメに2週間に1回くらいを5回程繰り返しました。

その後少しサボっている期間もありましたが、2年間の間に合わせて7回程行いました。

ソープ仕上げは純石鹸を使用して作った泡で行っていきますが、汚れを落とすのと石鹸の油分で木を保護する目的があります。

メンテナンスの詳しいやり方については以下の記事を参考にしてみて下さい。

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約2年経過後

Yチェアソープ経年変化後

そして、こちらが2年間使用後のソープ仕上げのYチェアです。

Yチェアソープ経年変化後

石鹸の油分が徐々に浸透していき、全体に少しだけ色味が茶褐色になっているのが分かります。

最初の頃はお手入れの都度白っぽく戻っていきますが、その後ゆっくりと色味が変化していきます。

使用前後の比較写真

Yチェアソープ経年変化比較

並べると結構はっきりと違いが出ているのが分かります。

メンテナンスをする度に汚れが落ちてまた白っぽく戻るんですが、油分の定着や日焼けなどで色味が濃くなっていきます。

ナチュラルな木そのものの手触りや風合いは、ずっと残っています。

オーク|オイル仕上げの経年変化(約2年間使用)

続いてオイル仕上げの変化です。

新品時未使用時

Yチェアオイル未使用時

オイル仕上げの方は白っぽさ少なく、初めから少し使っていたような味わいがあります。

色味が全体的に黄色味がかっている感じです。

お手入れの頻度と回数

オイル仕上げのメンテナンス頻度は半年〜1年に一度程度で大丈夫です。

購入から2年なので、メンテナンスは今までに3回行いました

お手入れは乾燥を防いで保護する為のオイルを塗り込む位なので、ソープ仕上げより簡単に終わります。

約2年経過後

Yチェアオイル経年変化後

こちらが2年経過後のYチェアです。

オイルの定着と日焼けなどで茶褐色に変化して全体的に艶が増しています。

使用前後の比較写真

Yチェアオイル経年変化比較

並べるとはっきりと違いがわかる様にかなり色味の変化があります。

オイル仕上げに関しては、1度目のメンテナンスから結構色味が深くなる傾向がありました。

それぞれ経年変化を見てきた感想

ここからは、それぞれの経年変化を見てきて思った事を書いていきたいと思います。

ソープ仕上げ

そもそもソープ仕上げを購入する事になったのは妻が気に入ったからで、私は初め正直そんなに魅力を感じていませんでした。

「なんか白っぽくて味気ないなあ」と言うのが最初の感想です。

ですが、お手入れを重ねて使っていくうちに石鹸が馴染み、ゆっくり変色と手触りの向上がありました。

気が付けばお手入れ自体も楽しくなり、物凄い愛着が湧いていくのを感じ、今ではソープ仕上げの方が気に入っているくらいです。

オイル仕上げ

オイル仕上げは変色の変化は大きいものの、良くも悪くも初めから味わいがあるので、質感自体は然程変化は感じないのが正直な感想です。

ただ、茶褐色に変化していくヴィンテージ家具の様な雰囲気はソープ仕上げには無い味わいなので、これはこれでとても気に入っています。

ソープ仕上げとオイル仕上げの比較について詳しく知りたい方は、是非以下の記事でも解説していますのでよかったら読んでみて下さい。

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まとめ

簡単にまとめるとソープは長い間、白木の明るさを活かす事が出来て経年変化はゆっくり

オイル仕上げは初めから色が深く味わいがあり、経年変化(特に色味)のスピードが速いと言う事が分かりました。

ただ何れにせよ、どちらも自然の無垢材ならではの変化があり、とても愛着の湧く物である事に変わりはありません。

個人的にはソープ仕上げに面白さを感じますが、どちらを購入しても後悔は無いと思います。

以上の事が参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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